アメリカに投資顧問あり
 
 アメリカでは、個人の金融資産のうち、株式の占める比率は30%を超えています。これに比べて、日本はその大半が現金預金で、株式は12%とまだまだ少ない状態です。
 これは、アメリカには、投資顧問傘下の資金が多く存在し、そのほか、証券会社から独立した投資信託、年金資金など、個人資金を取り巻く資産運用の環境が恵まれていることに起因しています。
 
 このように、「投資家サイドに立った投資顧問」が、日本には無かったことが、「個人が株式投資を敬遠している」原因の一つであるといえます。
 
 株式投資は、預貯金などに比べて遥かに難しく、例えば情報の収集・分析などの作業が必要であり、さらにそれをどのように判断し実践するのか、高度の投資理念や習熟した投資技術がなければ、株式投資に成功し続けることは困難なことなのです。
今後、わが国でもアメリカのように、投資顧問の存在がますます必要になってくると思われます。